高野 賃貸を知ったときに私の人生は大きく揺れました
逆に、うまくいっている例を見ますと、必ずといっていいほど、部課長がしっかりバックアップし、そのために職場が活気に満ちているという点で共通しています。
「QCCはメンバーの自主的活動といわれますが、部課長としてどの程度かかわるべきですか。
だいたい入っていいのでしょうか」
「入っていいか」という発想が、そもそもおかしいですね。
そんなふうに憶しているようでは、部下はついてきてくれません。
自主的にヤル気を喚起する活動だとはいっても、あくまでも業務を効率よく円滑に推進する一環として位置づけられるのがQCCなのですから、いずれにせよ部課長は指導的であらねばならないのです。
コトの性質として「かかわる(入る)べき」でしょう。
「QCCを始めさせるには、どうしたらよいのでしょうか」それを考えるのが部課長の務めだと答えたら冷た過ぎるでしょうか。
ケース・バイ・ケースですが、なにかテーマを見つけて”勉強会”を呼びかけ、当初は部課長がリードしても、いずれ自主的な活動に移行させる手が一般的でしょうか。
あるいは、係長、班長、職長といったリーダー格か、場合によってはインフォーマルな(私的人間関係の、影の)ボスに、それとなく話を持ちかけて集団で”問題”に対処してくれるよう仕向けるのも有効です。
その他、いろいろでしょう。
第1線現場の自主的機運に動機づけてやればよいわけです。
自主的にやり始めることはあり得ませんから、やる気に火をつけるよう仕向けるのです。
それが部課長の役割であり仕事です。
とにかく部下に、部課長自身が勉強し、QC活動に真剣で、ある目標に向かってひたむきに逼進しているのだという、そういう姿勢を示すことです。
中小企業というのは、よく「あの社長のためなら、」というようなきわめて人間的な心情でもっている傾向が強いと思いますが、そういうレベルで「課長(部長}の言うことだから、」とQCCをスタートすることができたら大成功です。
つまり、部課長も、オレたちも、1つ方向で懸命に走っているのだというムードにもっていけるかどうかがカギなんです。
もちろん部課長は、なによりQCCのなんたるかを理解していなければなりませんし、QCCの良き相談相手と信頼されることが大切です。
また、これは管理者QCCによるかどうかのお話であります。
「QCCを展開する前に、部課長としてやっておくべきことがありますか」。
お話しましたように「管理者QCC」をまずやっていくべきです。
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